白金も黄金も玉も・・・と続ければ、山上憶良だが、
(銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも )
古今東西、子宝こそが国の最高の宝だ。
人口が増えすぎての反動で少子化が始まったが、
少子化の影に男女共通の利己主義が見える。
結婚せずとも暮らせる生活が背景に有るのだが、
4~50年後に訪れる老いを考えず若さを享楽の姿は、
イソップ童話のキリギリスだ。
「子供3人以上の世帯」負担軽減へ 結婚支援策も盛り込み 少子化対策大綱を閣議決定
政府は20日の閣議で、少子化対策の新たな指針となる「少子化社会対策大綱」を決定した。少子化の加速に歯止めをかけるため、平成27年から今後5年間を集中取り組み期間と位置付け、3人以上の子供がいる「多子世帯」の負担軽減など5つの重点課題とともに、個別政策の数値目標を設定した。また、結婚支援策を初めて盛り込んだ。(産経新聞)[記事全文]
餌に食いつくダボハゼならともかく、↑の政策で???
昔は結婚生活=生活の安定=夫婦(性)生活=子供だった
その公式から、生活の安定が抜け、性の自由化で、
結婚生活から性の憧れが消え苦労を嫌がる風潮が蔓延。
結婚年齢だけが鰻上りで気が付けば、30~40歳。
悪法の個人情報保護法が、男女の出会いまで妨げ、
セクハラが一人歩きして職場までギスギス。
真面目でおとなしい人物ほど、声掛できなくなっている。
気がつけば、40~50歳の売れ残り・・・
半世紀前の職場では職場結婚が当たり前だったが、
男女の仲はある意味で大らかだった。
冗談が通じる相手になら職場で軽くお尻タッチでもOK
嫁にこんな話をしたら今なら即座に逮捕ですと睨まれた。
少子化は生物として当たり前の事かもしれない。
ペットとして飼ったハツカネズミや可愛い声の鈴虫でも、
増えすぎると共食いで、数が激減する体験を持つ。
魚でもプランクトンでも増えすぎると同じだった。
地球と言う限られた環境の中で人間は増えすぎた。
生物は同じ番同士で繁殖を繰り返すと、
犬や狼では同じ繁殖相手を嫌がるようになる。
自然の法則で血縁関係の有る仲間を身近で増やさない為
聞く所に依ると、ネズミなどは増えすぎると性交しても
妊娠しづらくなるのだそうだ。
法則が崩れると爆発的に増え被害が出る。
人間の本能と知恵は結婚を避け子供が増えぬよう
生物としての抑制が掛かっているのかも知れない。
明治晩年~大正初期の人口は約5000万人とか・・・
今の技術水準で人口5000万なら優雅に暮らせるだろう
足りない所はロボットで代用・・・て言うか
50年後はロボットが人間を駆逐しているかも???
そんな未来を見ない為に、エゴを捨てよ。
イクメンが当たり前の時代・・・政府は
男性も8割が出産休暇を!“危機的”少子化に待った
政府は、男性の育児休暇の取得促進など、男性も育児に参加するよう意識改革を求めた少子化社会対策大綱を閣議決定しました。(テレビ朝日系(ANN))
[映像ニュース] と決めた。子宝こそが最高の宝だと思い知るべきだ。