昨年12月16日、1㍍ほど張り出した雪庇処理中、
8㍍も有る高床式の自宅屋根梯子から転落し、
子屋根でワンバウンドし地面へ転落。
両膝骨折と両足親指骨折だけの軽症で済んだのは、
見た事が無いと断言された入院先の整形外科医・・・
まるで奇跡を見るような目で見られた。
あの高さから落ち、頭も胸も背骨も腹も腰も無傷だった。
右肩と右肘、右手親指下に打撲痕跡があった。
入院時、両足ギブスが片足ギブスとなり半月で退院した。
因果応報という言葉が有るが、オカルト的に考えると、
動物霊に助けられた気がする。
その根拠は3度、現役時代に会社敷地内で死んだ、
動物の屍骸を2度廃材で荼毘にして埋葬した事が有る。
死んでいる動物の皮の下がモゾモゾと動く不気味さ、
一皮剥くと死体を食い尽くした数千匹の蛆が蠢いていた。
物凄い腐臭の中スコップを使い蛆ごとダンボールに収容。
井桁に組んだ廃材の上に置き荼毘に付した。
定年後の雪どけの3月末の頃、墓地の観音像の前で、
猫が餓死して死んでいた・・・行き交う人は無視だった。
その墓地を所有するお寺に行き供養してくれと頼んだ。
ご住職は快く引き受けてくれて猫の屍骸を前に読経し、
お寺の裏庭に埋葬してくださった。
人生を振り返ると子供時代には昆虫や魚など、
沢山の命を奪ってきたが沢山の命も救ってきた。
戦後、無用となった防火用水を飼育箱として魚は元より、
爬虫類から両生類まで観察飼育するのが趣味だった。
女郎蜘蛛の巣にミミズを落として観察した事もあった。
クモは生きたミミズを餌と認識せず巣を切って落とした。
愛犬は、雑種~朕~シーズー~パピヨン二匹と続き、
今はパピヨンのノア1匹となった。
入院した次の朝、窓から見上げた雲の形が、
昨年7月7日に死んだ愛犬パルの姿そっくりに見えた。
そして病室の壁に一時的だが薄紫のオーブが見えた。
どんな形で転落したか判らないが雪降ろしにスゲ笠を
被っていた事も幸運だったと思う。
多分?右肩から圧雪の道路へ落ち笠が頭に浮力を与え、
左へ傾き左腕が頭をガードしたのが幸運だったのだろう。
何かに助けられた気が今もしています。