彼岸明けを明日に控えて、漸く彼岸花が咲きました。
ヒガンバナ葉見ず花見ず雨しずく
相思心を地に沁み込ませ(余暇門)
相思心を地に沁み込ませ(余暇門)

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生憎の雨模様での撮影ですが、雨粒が美しい。
彼岸花は日陰のほうが早く咲くと雪国植物園の園長に教えて頂いた。
「葉見ず花見ず」と言われている彼岸花ですが、
花が枯れ落ちた後から濃い緑の細い葉が出てくる、
そして花が咲く前・・・春の終わりに枯れ落ちる。

人目を引かない目立たない葉です。
冬(秋~春)光合成で球根に栄養を溜めるのだが、
雪国では大雪が葉を覆い尽くし葉の活動を阻害する為、
自然界では彼岸花の繁殖地が出来ないのだそうです。
そして白い彼岸花とは、
ショウキズイセンとヒガンバナの交雑種だそうです。
ちなみに⇒ショウキズイセン(鍾馗水仙)は↓
ちなみに⇒ショウキズイセン(鍾馗水仙)は↓

彼岸花(曼珠沙華)で思い出す歌は
「長崎物語」
若い人なら、森昌子が歌った「彼岸花」でしょうか
毒々しくも美しい花に心惹かれます。