妻名義の空き家に、漸く二人目の借り手が入った。
来春まで・・・新築する為の仮住まいである。
仲を取り持ってくれた地元の建築事務所は我が家を建築した事務所で、
先日、我が家の外壁張り替えを斡旋した建築事務所です。
我懐には、1銭も入らないのだが、妻はホクホク顔
・・・


贅沢を言わなければ、衣食住に不自由ない生活・・・
若い頃の苦労は買ってでもせよと教えられ、実生活もそうだった。
20代前半に故郷を離れ、安月給で苦労してきた。
結婚し子供が生まれても、滅多に故郷へ連れて帰れなかった。
自分の置かれた立場を戦地と思い、胸に刻んできた歌がある。
「異国の丘」
「あぁモンテンルパの夜は更けて」この2曲は
小学高学年時代、耳学問で覚え口ずさんできたが、
軍歌を歌うなんてと、友達からは変人扱いされた。
現役時代を通じ辛い仕事の合間に、オーバーラップして、
捕虜となり苦しんでいる兵の姿を頭に描いていた。
異国の丘
今日も暮れゆく 異国の丘に
友よ辛かろ 切なかろ
我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ
帰る日も来る 春が来る
今日も更けゆく 異国の丘に
夢も寒かろ 冷たかろ
泣いて笑うて 歌って耐えりゃ
望む日が来る 朝が来る
今日も昨日も 異国の丘に
おもい雪空 陽が薄い
倒れちゃならない 祖国の土に
辿りつくまで その日まで
今日も暮れゆく 異国の丘に
友よ辛かろ 切なかろ
我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ
帰る日も来る 春が来る
今日も更けゆく 異国の丘に
夢も寒かろ 冷たかろ
泣いて笑うて 歌って耐えりゃ
望む日が来る 朝が来る
今日も昨日も 異国の丘に
おもい雪空 陽が薄い
倒れちゃならない 祖国の土に
辿りつくまで その日まで
1(男)モンテンルパの夜は更けて
つのる思いにやるせない
遠い故郷しのびつつ
涙に曇る月影に
優しい母の夢を見る
つのる思いにやるせない
遠い故郷しのびつつ
涙に曇る月影に
優しい母の夢を見る
2(女)燕はまたも来たけれど
恋し我が子はいつ帰る
母の心はひとすじに
南の空へ飛んでゆく
さだめは悲し呼子鳥(よぶこどり)
恋し我が子はいつ帰る
母の心はひとすじに
南の空へ飛んでゆく
さだめは悲し呼子鳥(よぶこどり)
3(女)モンテンルパに朝が来りゃ
昇る心の太陽を
(男)胸に抱いて今日もまた
強く生きよう倒れまい
(男女)日本の土を踏むまでは
昇る心の太陽を
(男)胸に抱いて今日もまた
強く生きよう倒れまい
(男女)日本の土を踏むまでは
妻は子供時代に、地方巡業で訪れた「渡辺 はま子」さんに、
握手して貰った事が有るそうだ。
育った環境が私と妻とはまるで違い、軍歌とは縁の無い妻です。
何を言うか・・・10歳も歳が違う見たいなどと妻はほざく。
長い付き合い、お互い皺が増えました。
週末には祭りと花火大会があり、孫姫が帰ってくる
