一人暮らしの年寄りの行く末は | よかもん人生のブログ

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長い人生の旅路を書き綴ったブログです

老いと言うのは知性も理性も狂わせる。
 
例え子供が居ても、子供は遠くに住み、自宅を離れられない事情を持つ。
 
一人暮らしとなり足腰が弱り、近所付き合いが途絶えると・・・・
 
こうなると言う実例です。
 
老いは自分で自己管理が出来なくなる。
 
食事も風呂も掃除も、まさかこんな暮らしをと傍から見れば異常でも、
 
本人にすればあたり前の世界・・・かたくなに他人の関与を否定する。
 
痩せ衰え、腐ったものを口にする姿を民生委員が見つけたとの事・・・
 
杖を突き買い物にも出られないでは、さも有りなんである。
 
民生委員の訪問も、市役所職員の関与も否定し殻に閉じこもる。
 
痩せ細り、入院が必要との医師の判断も拒否し自宅にこもる。
 
一人娘の説得も効かず、市役所は打つ手無しとなり、
 
八方手を尽くし、何とか宅配食を受け入れさせる所まで行ったが、
 
前に何度かドタキャンされて断った経緯があり安心は出来ない。
 
1週間の点滴だけは訪問看護で何とか承諾させたもよう・・・
 
金銭的に余裕はあるはずだが、金の使い道を知らず、
 
衰えを自覚せず、家族や親族、他人を信じられない老後は哀れである。