あの頃、山も川も海も昆虫や蟹や魚が溢れていて自然は豊かだった。
蛇も蛙もトカゲもネズミも豊富に居た。
昭和20年初頭・・・まだ戦後の混乱期が糸を引いている状態だった。
親は生活する事に必死で、
犬も猫も放し飼いで、ガキ大将の統率の元、子供の天下だった。
塾などは論外、テーマパークなどは無くて、自然の山河が遊び場だった。
喰うか喰われるかを自然界の昆虫や放し飼いの犬猫が教えてくれた。
拙ブログに今では貴重な体験談を何度も書いてきた。
若松に住んでいた母の妹の家に何度か泊りに行った事が有る。
一回り以上も上の従兄弟は、ゼロ戦乗りの生き残りで颯爽としていた。
海岸近くの庭に「アカテガニ」が沢山いた事が一番の記憶である。
まだ矍鑠(かくしゃく)としている従兄弟が、
戦争の体験談を語った講演会を「太刀洗平和記念館」で行った。
ブログ友(山桜花)さんが講演会に参加されたとの事で、
体験談をブログで紹介されている。
生まれ合わせが同年齢位なら、私も似た様な運命だったはず・・・
まかり間違っていれば・・・靖国に眠っていたはず・・・
平和なブログ生活を楽しめるのも御国の為に散った英霊のお陰です。
時は経て、山野に野生が激減し子供たちの体験の場も激減している。
戦争を実体験した日本人も激減し、平和ボケで国が揺れている。
戦争は軍事バランスが壊れる事で一方的に起こされる。
平和日本を維持する為に、
憲法改正&防衛予算増が必要です