雪の足音が聞こえてきます | よかもん人生のブログ

よかもん人生のブログ

長い人生の旅路を書き綴ったブログです

晩秋となり、北からそろりと雪雪便りが聞こえてきた。
 
新潟県内でも今夜は山沿いで雪雪になる模様です。
 
娘がカーラジオで聞いたそうだが、
 
スキー奥只見スキー場スキーでは降雪があり、
 
明日にはスキー場オープンの模様です・・・確証はありません。
 
里山に3度雪が降れば、里雪となる・・・言われてきた言葉です。
 
そろそろストーブの用意をせねばなりません。
 
半世紀ほど前、越冬用品は、炭や薪、練炭や豆炭が用意された。
 
真冬になると、雪で道が塞がれ、買い物にも出られなくなる。
 
一度雪下しをすると、屋根まで雪が積もり、春までそのままとなる。
 
玄関前に雪の階段を作るか、二階の窓から出入りする事になる。
 
経験は無いが、豪雪となると、電線まで道の雪が高く積もり、
 
電線を跨ぐか潜るかしなければならない事も有ったそうである。
 
十日町小唄でその様子が垣間見える。
 

十日町小唄
作詞:永井白ビ 作曲:中山晋平

越後名物 数々あれど
  明石ちぢみに 雪の肌
 着たら放せぬ 味の良さ
 テモサッテモ ソジャナイカ テモ ソジャナイカ


娘ざかりを なじょして暮らす
  雪に埋れて 機仕事
 花の咲く間じゃ 小半年


人が見たらば 横丁へよけて
  雪のトンネル 隠れ場所
 恋の抜け道 まわり道


雪が消えれば 越路の春は
  梅も桜も 皆開く
 わしが心の 花も咲く

越冬用食品や富山の薬までが常備されていました。
 
そして暖房の主流は、炭や豆炭炬燵そして練炭火鉢でした。
 
炭や豆炭、練炭を使うと、一酸化炭素や炭酸ガスが発生する。
 
一酸化炭素中毒を防ぐ目的で、換気の隙間が開けられていた。
 
1日中、家に居た義母はそれでも頭が痛いと言っていた。
 
電気炬燵、石油ストーブの登場で、冬の暖房がガラリと変わった。
 
我が家では、いち早くFF式石油暖房を取り入れたのだが、
 
義父の葬式の日、親族の一人が、暖房機が邪魔だと、
 
普通の石油ストーブと勘違いし、持ち上げて配管を壊してしまった。
 
それ以来、平成4年に建て替えた家では、全室エアコンを常備し、
 
FF式暖房機は設置していない。
 
冬の新潟では、エアコンだけでは暖房が足りないので、
 
電気炬燵や、石油ストーブ等は併用している。
 
寒さ慣れはしているが、雪が降り出せば暖房費がかさみ出す。
 
寒さに震え我慢して病気になるより、
 
燃料費の方が遥かに安上がりとなる。
 
暖かい冬を過ごすには、灯油18ℓ×30本は必要である。
 
今シーズンは、エルニーニョ現象で厳しい冬が予想されている。
 
民主党の体たらくが冬の寒さを更に厳しくしていると思うのは
 
私だけだろうか?