40年間以上(12万km超)の長い雪道走行の経験から、
雪道走行の必需品と事故に巻き込まれない走り方を体感しています。
必需品
1、スタットレスタイヤ・・・スノータイヤからスパイクタイヤを経てこ れは雪道の必需品です。
2、タイヤチェーン ・・・必要に応じて装備、取り付け方を覚える 事。
3、砂 ・・・スリップ脱出用の必需品。
4、厚い板&布 ・・・雪で出来た凹部からの脱出用。
5、、スコップ ・・・雪に乗り上げたときの脱出用。
6、雪落とし道具 ・・・必要に応じ装備。
7、雨具手袋 ・・・辛さを経験すれば必要性が判る。
8、ウインドー液 ・・・真水では不可。
9、作業用ライト
10、牽引ロープ
備え有れば憂い無しですが、危険な雪道走行は避けたい所です。
事故に巻き込まれなかった走行の方法ですが、
積雪の有る凍結した安全な広い場所で急ブレーキを踏み
何度も何度もスリップ体験を積みました。
そこから得た体験は雪道でスリップは当たり前と言う事です。
前を走る車はスリップする物と考えて走ります。
経験に応じ車間距離を開けることが鉄則です。
目の前でスリップした車が真横になり道を塞いだり、
片輪が凍った道で滑り、反対車線の雪壁に激突しかけたことも有る。
目前でスリップによる激突は何度も見てきた。
黄色信号で減速したら、大型トラックが減速せずに後ろから迫り、
慌てて急加速して左折したら、赤信号で大型は通過していった。
室内&サイドミラーは見逃すと命取りです。
何度も書きますが、雪道はスリップする物と心得て走る事です。
危険の無い所でのスリップ体験を積む事が貴方の命を護ります。
1m先が見えない、地吹雪の道では、
止まるも走るも危険に変わりは無く、その場に遭遇したら、
良く知っている道ならば、
1m前の障害物でも止まれる速度で微速前進が一番安全です。
追突される事からは免れます。
吹雪の道で吹き溜まりに突っ込む危険を避けるためには、
走行車線の右寄りを走る事です、
側溝に落ちたり、田圃に突っ込んだ車を何度も目撃しています。
現役時代、通勤時間帯は雪道に神経を張り詰める毎日でした。
雪道走行で一度も事故に巻き込まれなかった事は幸運でした。
皆さんも、安全な場所でスリップ体験を積んで下さい。
大雪の日、風の強い日には走りたくないですね。