耐雪2メートルの我が家を建築してくれた建築事務所から、
今年最初の雪比重調査結果が送られてきた。
今年の雪の傾向は温暖化の所為か雪は重い。
我が家の耐雪設計基準は比重0、3で計算されている。
2m耐雪家屋で、600kg/㎡の雪の重さに耐えられる設計である。
雪の比重は気温に左右され気温が下がれば軽い雪となる。
気温が低ければ新雪の比重は0、1以下で、
平方センチ当たり、雨の10分の一の重さしかない。
しかし今年は0度前後の気温で比重の重い雪が降ってきた。
筒状の容器を雪に差込み雪だけを取り出し重さを量り、
その体積と重さから水1に対する雪の比重が出されている。
普通は上層部の雪の比重は0,1強で
平均比重は0,3前後になる。
今年は1月21日に調査され、積雪1、8メートルでの調査結果
上層部比重 0,296
中層部比重 0、415
下層部比重 0、474
平均比重約 0,4
耐雪2メートル設計では、
この比重で1,5メートルまでの雪の重さに耐えられるが、
積雪1,8mでは、720kg/㎡となり、
耐雪家屋でも倒壊の危険がある事になる。
我が家は雪の重さを先取りし、大寒の20日に雪下ろししていた。
この先の降り方により2度目の雪下ろしを考慮する必要が有る。
但し、一度の雪下ろしで掛かる経費は2万円以上、必要である。
昔のような豪雪となると5~6回も雪下ろしする事になる。