新潟県中越地方平野部でも、
今朝は40cm近い新雪が更に降り積もり、この場所も

積雪1,5メートルを超えていました。

藁と材木、正月飾りや御札等が持ち込まれ、さいの神が組みあがる。

雪にもめげず、小正月行事の「さいの神」作り関係者の面々、
老いも若気も活き活きとしています。

朝8時半から祭壇つくりに汗を流し、12時半神主の祝詞と共に、

さいの神が始まりました。

今年は厄年で御祓いを受けた人が、たった二人しかいなかった。

さいの神の華が此方では「おんべ」です。
おんべの語源は、「御幣をおんべい」と読み、何時しか「おんべ」と
呼ばれるようになったもののようです。
子孫の誕生や厄払いに、おんべを揚げる習慣が有るのです。
その御幣を、さいの神の御神火にかざし、糸が焼ききれ、

天空に舞うおんべの動きに竜を連想し無病息災を願うのです。
孫姫の成長を祈願しながら、御神火にかざしたおんべは、
見事に天空に舞いました。

残り火でスルメを焼、そのスルメを食べると無病息災が約束されます。
今日1日で市内40箇所でさいの神行事が行われたそうです。

我が家が上げた、おんべの末端です。
おんべを上げるとき、煙にかざして、お清めし末尾を千切った物です。

これを神棚か玄関に飾り邪気を祓います。
飛び上がった、おんべを拾い玄関に飾る風習が有ります。
まもなく大寒が廻り来ます、今夜からまたも大雪の予想です。
消雪パイプの水位が下がり、地盤沈下が心配です。
明日は2度目の雪降ろしを申し込んできた家があります。
本町通りも交通規制しながら一斉雪降ろしが始まる頃です。
外は風が唸り霰が窓を叩いています。
明日はまた5時起きとなりそうです。