小正月行事の『さいの神』は全国各地で行われています。
昨年は豪雪のため、
クリック⇒一週遅れのさいの神と記事にしていた。
「さいの神」の華となるのが、組み上げた「さいの神」に火を付け、

「おんべ」を火にかざし、
火勢に煽られ飛び上がる様を囃し立てる事です。
子孫の誕生を祝ったり、厄落としの為に「おんべ」を揚げます。
その「おんべ作り」を見物させてもらいました。

150枚の半紙を重ねて熟練の技を使い、
専用の紙切包丁を使い幅8ミリで切断し両端を残しておく。

色付けし、

乾燥させ、

結んだ糸を切り、ほぐし始める。

細心の注意を払い細切りの「おんべ」が切れないように注意します。

激しく腕を振り、150枚をほぐします。

この時、撮れた写真がこれです・・・

左の手が3つに見えました。

ほぐしの様子とほぐした後の状態です。

先端の房と末端の房これがポイントです。

完成した「おんべ」を、
16日開催の「さいの神」で
燃やします。
我が家は『孫姫誕生のお祝い』
として『おんべ』を揚げます。