昨日、娘の友だちからメールが入った情報です。
信濃川で釣りをしていた男子高校生が、1m余りの大物を釣り上げた。
余りにも異常な引きに、携帯で応援を呼び漸く引き上げたのが、
チョウザメではないかとの事でした。

(新潟から専門家が来訪し、鮫の背びれの数などを確認したそうです)
妻と娘が先行して撮影に行きました。

高校生が自宅脇に手掘りしていた泥池に放してあり、

泥池のため良くは見えなかったが、悠々と泳いでいたそうです。

先ほど再来訪して頭の部分を撮ってきました。
チョウザメならば、飼育していた人が大きくなりすぎて信濃川に無断放流した可能性が高いのだが、チョウザメ飼育マニュアルによると、
快適水温は20~26℃、その池には清水が流れ込んでいるため、
今の水温が15℃、飼育には差し支えない水温のようです。
釣り上げた本人から聞いたのですが、水産試験場の専門家は、鰭などが痛んでいないところを見ると、小さなうちに信濃川に放され環境になじんでここまで育ったのだろうと言う事だそうです。
チョウザメの卵は高級食材のキャビアですが、魚肉の食味は?です。
何はともあれ人食い鮫でなくて、一安心です。
人食い鮫のホオジロザメや、オオメジロザメは、淡水にも適合し、
北アメリカのミシシッピー川
南アメリカのアマゾン川
インドのガンジス川
アフリカのザンベジ川
などで河口から300kmもの上流まで遡って観察された事が有るそうです。
新潟県沖でも鮫はうようよ泳いでいるし、
信濃川を遡ってくると怖いですね。
ご家族は引き取ってくれる所を探しておられるようですが、
午後から釣り上げた高校生が帰宅した頃を見計らって詳しい情報を聞きに行くつもりです。
なおこの魚の情報は、16日に発売される地元新聞に載る予定だそうです。
↓新潟日報に載った記事(ブログ友ヒグマさんからの情報です)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/photos/w_h/16424.jpg
チョウザメを手にする関恵輔さん=小千谷市(本人提供)
チョウザメを手にする関恵輔さん=小千谷市(本人提供)
信濃川でチョウザメ釣り上げる
体長約1メートル―小千谷
小千谷市岩沢の信濃川でこのほど、同所の高校3年生の関恵輔(18)が、卵が珍味のキャビアとして知られるチョウザメを釣り上げた。関さんは「最初は何の魚か分からずびっくりした」と思わぬ釣果に驚いている。
関さんが休日の昼下がり、自宅近くの川でバス釣りを楽しんでいたところ、突然強い引きがあり、銀白色の体長約1メートルの魚体が姿を現した。
関さんが休日の昼下がり、自宅近くの川でバス釣りを楽しんでいたところ、突然強い引きがあり、銀白色の体長約1メートルの魚体が姿を現した。
新潟日報2010年10月15日