大般若会へ出席して・・・ | よかもん人生のブログ

よかもん人生のブログ

長い人生の旅路を書き綴ったブログです

イメージ 1
 
曹洞宗、菩提寺の大般若会へ初参加してきた。
 
感動しました。
 
イメージ 2
 
この日特別に開かれた表門から、本道へ通じる道を登る。
 
参加した檀家衆は100名を超えていた。
 
田舎寺としては大盛況である。
 
イメージ 3
 
御詠歌の奉詠が行われるなか、
 
近郷近在から集まってくれた曹洞宗の僧侶たちにより、
 
イメージ 4
 
厳かな雰囲気のなかで大般若会が始まった。
 
イメージ 5
 
カメラを向けるのも遠慮がちになる。
 
イメージ 6
 
衆僧の中から選ばれた導師が長い法話を檀家衆に語りかける。
 
様々な逸話の中で自分に適した言葉だけ抜き取ってみると、
 
墓を仏壇を護る親の後姿を見て育った子供は、
 
そける(祖蹴る)事はない、それは万世に繋がる幸せの種となる。
 
これだけで充分となる収穫でした。
 
大般若会の華であり核となるのが、
 
イメージ 7
 
大般若経六00巻の転読と言う行事です。
 
修證義内に書かれた経文しか知らない私は、
 
神妙に一挙手一挙手の、動作に魅せられた。
 
イメージ 8
 
大般若経』六百巻は膨大な量で、
 
短い時間内で読みこなす事は出来ません。
 
そこで偈文を唱えながら一巻一巻パラパラと
 
転飜(てんぽん)し、
 
導師様だけが金欄表装の部厚い経本を読誦されます。
 
転飜(てんぽん)が無事に終わると、
 
再度、御詠歌が奉詠され、大般若会は滞りなく終わった。
 
出された料理をつまみ般若湯をいただき帰宅しました。
 
イメージ 9
 
クモの糸に命を落とした蜻蛉に諸行無常を見ました。