
母屋の屋根に2m弱積もっている雪の山、まだ家が潰れるような嵩ではないが、
雪庇(せっぴ)が4~50cmもせり出してきて、
一気に雪庇(せっぴ)が落下する危険な状態となったので、
一家総出で雪庇(せっぴ)落しを決行した。

写真の梯子の上に覆いかぶさる雪を、
梯子に片手で掴まって片手でスコップを操り屋根に足場を作りました。

コシキを加工して長くした道具を屋根に持ち上げ雪庇(せっぴ)落しに使う。
屋根の外にまで張り出した雪庇(せっぴ)を踏み抜くと雪と共に人も落下するのだ。
だから雪庇(せっぴ)落しは慎重に足場を確認しながら行う。
私一人が高床式の屋根に上る、高床式住宅は3階建ての高さに相当する。
高所恐怖症の人にはとても無理な高さです。
アルミ製炭スコとコシキ加工品とを利用して1時間ほどで作業終了。

妻と娘が落とした雪を処理してくれたので助かった。
本格的な屋根の雪下ろしはまだ先となるが体力的に無理な面もあり、
この家を作った大工さんに雪下ろしを頼むつもりです。
妻と娘は、疲れたと炬燵に入って伸びている。
先ほどから雪は小降りとなりました。

市内で最も積雪が多い場所では3mを超えているそうです。
市内中心部での積雪は消防本部前で175cm去年は30cmしか無かったので
今年の豪雪の凄さが判ると思います。
3月の雪解けの季節まで、長い雪との戦いが続きます。
それ故に雪国の人間は春の訪れを楽しみに山菜取りにいそしむのです。
夕方5時半となりBSテレビのスイッチを入れたら写らない。
地上波テレビは写るのでアンテナの点検に行ったら、
案の定、雪で半分覆われていた。

雪庇(せっぴ)落しは家の前と横だけしか行っていなかったので
ご覧の通りにBSアンテナが半分雪に覆われていました。
先ほどのコシキを利用し雪を落とし見えるようになりました。