年末に息子夫婦の帰省を待って、娘の転職記念の祈願を込めて、
越後一ノ宮、弥彦神社への2年参り&初詣の為に弥彦温泉家族旅をしてきました。
ドライブ途中に上空を、たくさんの白鳥が飛んで行きます。

証城寺の狸囃子、実はこの宿は狸に関連する宿でした。

ペット連れ旅行、旅館選びは制約されます。

弥彦温泉で直接電話し泊まれたのは、唯一狸が売り物の【冥加屋】さんだけでした。

歴史のある17室の旅館中は迷路のように複雑で、廊下から温泉の内外まで、
正に狸の置物だらけ、中庭の床の下には狸が住んでいるそうです。
時代に置き忘れられたような雰囲気の中で泊まり客、全てペット連れでした。
折からの暴風雪警報で大荒れでしたが、家族旅行で、わざわざ化かされに行きました。

毎年、弥彦神社は県内一の集客力を誇り、2年参り、初詣客で大混雑します。
21時半近くに宿を出て参拝に行き、帰り着いたのが元日の0時半頃でした。

今年は、信越本線が暴風雪警報発令で直江津~柏崎間で全面運休、佐渡汽船も欠航、
肝心の弥彦線は、二年参り初詣を見越した臨時列車が全面運休となり、

泊まらずとも楽々参拝できると言う皮肉、大幅な参拝観光客減でした。

降り積もった雪は脇へ片付けられ真っ赤な火が燃やされていました。

参拝後の真夜中、一人で天然温泉に浸かり、湯船の淵に佇む狸の置物達とご対面でした。
天井からはポタリと背中に冷たい雫。
ピュウピュウとなる隙間音、暴風雪の音は今にも何かが出てきそうな雰囲気充分でした。
化かされないので朝早く5時起きして、朝風呂へ行ったら、
照明はスポットライトに照らされた狸の所だけ。
どこかにスイッチが有るはずと、スッポンポンで探し、温泉の照明を自分で点けました。
その間、風に揺られて、ブ~ラブラでした(何がって男のあれですよ)
狸の置物達と時間を共有し、たんたんたぬきのと合唱しました、ハッハッハッ。
弥彦神社はほとんど雪が降らなかったが
帰宅した自宅前は40cmほど降り積もった新雪で
スノーダンプで除雪しなければ車庫にも入れない状態でした。
無事帰宅できたのも、大吉を引き当てた、おみくじのお陰だと思っています。
年末ジャンボ宝くじ、まだ見ていません。
今年はますます良い年になる事を祈願してきました。