
ブログ4年目終わりの昨日、国の重要文化財であり越後最古と言われる豪農の館、
長谷川邸を訪ねてきました。

先の中越地震で大破し修理中にまたも中越沖地震に見舞われ、やっと公開されたのです。

この長谷川邸は天変地異が多発した宝永年間には既に大地主であったようです。

宝永3年の大火で類焼し10年後の享保元年に再建された建物です。

映画「蔵」の舞台となった建物でもあります。
【主たるロケ先は守門村(現在の魚沼市)の目黒邸(国の重要文化財)】
【主たるロケ先は守門村(現在の魚沼市)の目黒邸(国の重要文化財)】
重要文化財指定物件は 主屋・表門・井籠蔵・新蔵・附庭塀・裏門・宅地(周囲の塀を含む)
追加指定は新座敷・棟札一枚・古文書三冊となっています。
追加指定は新座敷・棟札一枚・古文書三冊となっています。
6月14日に漸くオープンしたので行って来ました。
新潟県内に豪農屋敷はかなり有りますがここは華美を廃した作りに見えました。

屋根の木組みを荒縄で縛って固定している所は他所では見られない作りです。

当事の賑わいが随所に散見できました。

近代となって天皇家からのお見舞い品の記録など古文書も展示されていました。


お宝探偵団に出せば垂涎の「山本五十六書」や「谷文晁画」等の展示もありました。

無造作に見えながら粋を凝らした面皮柱で囲われた数寄屋造りの座敷は、

柱の釘隠しも時代を感じるものでした。
座敷は立ち入り禁止で写真はボケボケで出せません、残念。
1年半写らなかったオーブが暗い土間の天井に出ていました、
古民家には沢山の霊もいる証でしょうかご要望次第で写真アップします。
今日からブログ5年目の開始です。
これからもよろしくお願いします。