今年2月に妻を亡くした旧友と6年振りとなるドライブをしてきた。
看病の間、ドライブは封印していた。
6年前、奥さんに大腸がんが見つかり手術は成功したのだが
術後の経過が悪く一進一退を繰り返した末に肝臓にも転移。
今年2月に帰らぬ人となって旅立った。
友人の落胆は傍目で見ても激しく落ち込んでしまい人目を避けるように生活していた。
頃合を見て、先日訪問し、
テレビドラマ【天地人】の歴史にひたる気晴らしドライブに誘っていた。
誘いに乗って6年振りとなるドライブが実現し、与板町の

兼続お船ミュージアムと、兼続の居城と言われている与板城の有った山城へ登ってきた。
昨日10万人の入場者を記録した「越後上越天知人博会場」や
上杉謙信公の春日山城に比べると、田舎町の悲しさでやや見劣りはするが、
それでもミュージアムの入場者数は4万人前後に達しているようです。
与板城クリックしてネットに出ていた写真の数々をご覧下さい。(今は登り道がもっと整備されています)
観光ボランティアの方々があちこちで一生懸命説明係をされていました。
山道で汗を流しながら積もる話に夢中になるうち、登りきった城跡で
兼続公の旗印の下で


長岡市職員が観光ボランティアの方たちと今後の対応に付き話し合っておられた。
私のブログ書庫にある【天地人】の中で書いていた切画の直江兼続公が、
与板町に有る事を知らせて、展示の好機は今を置いて無いと説明したら
長岡市の観光課に連絡し展示の方向で話して見ますとの快諾を得た。
山上から見下ろす信濃川の流れは400年前とは様変わりしているのだろうが雄大である。

多分トンビと思うが杉の大木の上を舞っていた。

人生においてもっとも大きなストレスは長年愛し合った妻との死別だそうである。
6年振りとなった今回のドライブで友人はその心境をしみじみと話していた。
そうだ写してやった写真を渡してこなければ・・・。