負け犬の遠吠え | よかもん人生のブログ

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我輩はボス犬のパルである。

1日1回はこの踏み台の布団の下に潜り込み思い切り引っかき遊びをする事が趣味である。

そうすると、我輩の頭が見えなくなったのを、見透かしたようにノアが吠え掛かる。

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頭隠して尻隠さず、尻尾の先は若い時,間違えて血の通う先まで切られ、

あの立派だった尻尾がもう伸びてこない。

アレヤコレヤ思い出すたびこんなストレス解消を思いついたのだ。



僕は弟犬のノアだ、体力では兄貴に勝るのだが、気迫で負けるのだ・・・くやしい。

子犬の頃思い切り脅かされたパルの牙が少々怖いのだ。

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その顔が見えない今こそ思い切り吠え掛かり鬱憤晴らしをする日課なのだ。

兄貴の目を盗んで、たまには潜り込んで引っ掻き回す事もある。

どうだ、俺様の声にびびったか???

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出て来れないように吼えまくってやる。


朝散歩を「よかもん」旦那に誘われても、今忙しいと急に餌を食い始める始末。

寒さに弱くなったのに、何で俺に対して何時までも上位なのだ。


俺が散歩から帰ると、お八つだけは一緒にチャッカリせしめる。

この間なんか、自分が速く食べたと、俺が食べているお八つまで横取りしやがったな。

俺は脅されて、食べていたお八つまで落としてしまった、まるで脅迫だ。

あの恨み顔の見えない今こそ晴らすのだ・・・・わんわんわんわんわん。


ノア、何か言ったか・・・いや、あの、その、何でもないよ。

そうか・・ここに座っていいぞ。

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やったね、兄貴の場所を分捕った。