暖かい日が続いています。
土手道に春の芽吹きは見えませんが、命の息づく穴は沢山有ります。

平年並みの積雪量なら、この土手に1mを越える雪が積もっていて散歩を楽しむ所ではありません。

野ネズミか?モグラか?はたまた蛇穴か?
それとも黄泉の国へのトンネルか?

穴の主は雪が無い事で、もぞもぞと動き始めている事でしょう。


鷹の目ならぬ、信号機の目玉が赤目、黄目で穴の主を狙っています。
高齢化の進んだわずか70数軒の町内では
昨年だけで6人が黄泉の国へ旅立ちました。
それに続き今年は既に2名が続いて逝きました。
主のいなくなった空き家がポツリポツリと増える一方です。
軒並みに「三途の川ツアー」客の申し込みはあるようです?
町内から子供達の歓声が消えて久しくなりました。
少子化と治安の不安が子供達だけの遊びの場を奪っています。
唯一の喜びは、幼稚園児の無邪気な声が聞こえてくる事です。
最近の朝は小鳥のさえずりで起こされます。