
厳寒のはずの2月と言うのに新潟県では雪の降らない穏やかな日々が続いています。
人間世界の大不況を知ってか知らず、大河信濃川は雄大に流れています。
この先、大寒波の予想も無く、この冬は雪不足のままで終わりそうです。
雪不足=夏場の渇水が今から懸念される状況です。

渇水でも小千谷から下流域では
信濃川の水量は大河としての面目を保つ量が何とか確保されているのですが、
上流域、十日町市を流れる信濃川ではチョロチョロ川と成り果てているのです。
昨日の写真で「信濃川」と「魚野川」の合流地点で「大河信濃川」の流が細く見えるのは
上流で膨大な量の水が発電用として取水されているためです。


その訳は、JR信濃川発電所の取水権が何よりも優先され、更に上流で信濃川の水を
大量に堰き止め山腹に穿った巨大なトンネルで小千谷発電所まで通水しているためです。
所が長年にわたり取水権を持つ「JR東日本」は膨大な不正取水を続けていた事が、
昨年判明し、先日テレビでも放映された。

企業の不正が後を絶たない現実に暗澹たる思いがする。
十日町市、市議会議員のこの問題に関するブログがここです。
願わくば、夏場適度な恵みの雨が降ってくれる事を期待するだけです。
水資源大国でもある日本は世界的水不足を視野に入れて、
超巨大な海水中の淡水湖でも作っておく必要が有りそうですね!!!
折りしも、中国では50年に一度とも言われる【中国の大旱魃】に見舞われていると言う。
「よかもん明神」としては、親戚筋の「雷神様」に渇水させぬよう頼んでおきましょう。