映画、感染列島を観て帰り、気分が高揚しているときに、
町内に救急車がサイレンを鳴らしながら停まった。
日本全国どこも同じような物だろうが我が町内も年配者が大勢いる。
誰がどこの家の年配者がいつ倒れてもおかしくは無い。
命の灯火は気まぐれである。
還暦を過ぎればこの指とまれとばかり死神が微笑みかける。
あっち向いてホイッと、まだお呼びではない。
今回は一人暮らしの年配者が自宅の階段から転げ落ちたのだそうだ。
それにしても最近は寒さも手伝ってか救急車がよく停まる。
最近だけで、半径300メートル範囲内で4件目、3人が死亡している。
もし新型インフルエンザ等で感染爆発(パンデミック)が起きれば、
政府が決めた「命の優先順位」に従いワクチン接種や治療が優先される。
自己防衛は自らの責任に任される。
今回の救急車を呼んだのは隣の人だそうだ。
町内付き合いが深い事が最悪の事態を避けられた原因である。
戦時歌謡として耳学問で聞き知っている隣組の歌・・・
トントン、トンカリット隣組、あれこれ面倒、味噌醤油、
ご飯の炊き方垣根越し、教えられたり教えたり・・・
ご飯の炊き方垣根越し、教えられたり教えたり・・・
と歌われていた隣組制度のありがたさが身をもって味わわされた。