
消雪パイプ用に打ち込まれていた配管の入れ替え現場に行き合わせた。
丁度先端部分が抜き取られてきた所です。

この長さのパイプがこの場所では12本打ち込まれて地下水を吸い上げ、
道路の表面に埋設された配管の穴から水が出る仕組みです。

長年の使用で、配管が錆びたり、水の出が悪くなった事から入れ替えるそうです。
見て判るように完全に駄目になってはいないのですが早め早めの措置です。

内部に錆と共に粘土状のヘドロが付着しています。
地下水が汚染されて微生物の繁殖が活発だと内部配管の汚泥はこんな物では有りません。
現役時代、会社の配管を抜き出した時は内部の半分以上が汚泥で塞がっていました。
敷地内の空き地で返品を長年燃やし続けた結果
製品から出た脂分等が地下に浸透し地下水を汚染し廻り廻って地下水から腐敗臭がし始め、
地下水が原料水として使えなくなりました。
慌てて水道水に切り替えても後の祭りで以後地下水は使えなくなり、
工場も移転を余儀なくされ、結局消滅しました。
その頃から、個人や企業に関わらず外での焚火が禁止になりました。
サツマイモを焼く、落ち葉たきの風習が廃れたのは残念ですがね。