九州旅行にかまけて、2匹しかいないのだが、錦鯉の手入れを怠っていた。
この間から500ℓ水槽の水の泡切れが悪く、鯉たちの動きが鈍い。
水温は13,5℃で、本来ならまだ活発に泳いでいる頃である。
鯉たちの餌食いも悪いので水換えする事にした。
昨日の内に100ℓの溜め水をして交換前に水温をお湯で調節した。
水交換前に水槽の水質検査をしてみたら、
PH比色液の検査で真っ赤に比色する最も悪いPH5の値が出た。
これでは鯉の動きが鈍いわけである。
急遽半分の250ℓの水換えをする事に変更して、一気に半分量を水抜きした。
汲み置きが100ℓしかなかったので、
追加した100ℓの中にカルキ抜きの為のハイポを入れ塩素を中和した。
お湯で温度を調節し、残り50ℓは直接水道水のシャワー。
水換え直後から鯉の動きが活発となり、
何時もの元気さで飼い主を認識して鼻上げの餌を欲しがる仕草を始めた。
直ぐに少量の餌を手から直接持っていった。
水質検査では、PH5,5~6の間でまだ酸性に傾いている。
水に含まれる有機化合物から発生する亜硝酸濃度は0,3㎎/ℓで正常そのものであった。
近々の内にもう一度水換えして、PHを7前後まで回復させておかねばならない。
今年も後わずかで錦鯉達は餌止めで越冬に入る。
2匹の錦鯉だけで春から今日までに3kgの餌を食べた。
その分成長して、計測はしていないが目分量では、
二匹とも60センチは優に超えてしまった様である。
このわずか500ℓの狭い水槽で10cm位から良くぞここまで成長した物だ。