
夏の最後を締めくくる、小千谷祭りが昨日今日明日と開催されています。

祭りの一環として、錦鯉発祥の地に有る「錦鯉の里」が本日無料開放され、
大勢の人が訪れていました。

庭園内の外池の鯉は、一匹5万円で愛好家が買い取った鯉を、

1年間の期限付きで預けてあるのです。


室内の観賞池の鯉は一匹数百万円以上の鯉がゴロゴロいました。
今年の祭りの目玉は、何と言っても「へぎそばマシーン」の完成お披露目です。


市内中央ぶち抜き通り脇の空き地に「へぎそばマシーン」を据付、
デモンストレーションが行われ、開発した技術者達がマシーンを操作していました。

1、板状に伸した生ソバのロールを機械にセット。
2、一手振りづつ出てきたソバを次の茹で機に入れる。
3、麺は20人分を一単位に圧力をかけた状態で茹で上げられ水晒しをされ出てくる。
4、出てきたソバを手振り機械が取り上げ「へぎ=木で作った箱」に並べて入れられる。
ソバ屋の依頼により市内機械メーカー数社が協力し合って完成させた「へぎそばマシーン」です。
もう少し精度を上げた後、観光バスなどで訪れて下さる団体客へ、出来立ての美味しいソバを、
ソバが伸びる前に食べて貰える手立てが出来たと関係者は胸を張っていました。
試食した人の話では蕎麦専門店の職人が茹でた味と変わりないそうです。
残念ながら私にまで試食が回ってきませんでした。
茹で機の完成度は高く市内の蕎麦屋さんの注文に直ぐにでも応じられるそうです。
マシーン全体ではもう少し改良の余地が有りそうでした。
へぎ蕎麦は新潟県を代表する食品の一つです。
お昼時などの大量注文に味を落とさず同時に出すという命題があり
完成度の高いマシーンが待たれています。
次回は、からくり万灯と花火です。