昨夜は、蛍狩りに行く予定が河豚刺しをおかずにご飯を食べすぎ行きそびれました。
此方でも最近は蛍の復活で、市内各所で蛍の光を楽しめるようになりました。
私が子供時代、故郷甘木では、今頃になると大人も子供も蛍狩りで小石原川下流の

図はネットからの借り物でクリックで拡大します。
甘木川河畔では団扇片手の蛍見物客で大賑わいでした。
川水は澄み渡り蛍の餌となるカワニナ(ゴヒナと呼んでいた)が豊富で、
子供でも容易に沢山取れました。

ゴヒナを持ち帰ると母が醤油で煮付けてくれ、
私は爪楊枝で身を取り出し、よくお八つとして食べました。
食糧難時代では貴重な蛋白源でした。
捕まえた蛍は手作りの虫かごに入れ霧吹きし、
夜ともなると捕まえてきた数十匹の蛍を蚊帳の中で放し遊んでいました。
電球を消し点滅する数十の蛍の光の点滅が眼に焼き付いています。
蛍を掴んだ後の手の臭さもはっきりと覚えています。

鈴木春信 「蛍狩」ネットからお借りしました。
家が貧乏で蛍の光で勉強していたと言う、「二宮金次郎」さんの話が道徳の見本としてよく引用されていました。
薪を背負って本を読むあの独特な姿は今の学校校庭には余り見かけない銅像です。
去年は近くの小公園まで蛍見物に行きましたが、
この週末にその公園(船岡公園あやめ池)で蛍祭りが有るそうです。