川下で町内を流れる小川の土手を散歩していたら水が茶色に濁ってきた。
すわ何事と、川の土手を遡ると、川の中に建設機械が入り何かしている。
傍に居合わせた町内の責任者に聞いたところ、
川岸に蒲などの植生を復活させる目的と景観の美化のために、
コンクリート桝を入れていたんだが、増水で流されてしまい植物も育たない。



流された桝を元に戻す工事ですと言っていた。
その際、大きな川ゴミも掬い取っていた。
水の汚れに関しては、無頓着のようで、
わざわざ妻が水の汚れを指摘したが無関心であった。
どうやら見た目さえ良ければOKのようである。
うすにごりの水中には誰が放したか、錦鯉が3匹泳いでいた。
前にはあれほどいた、川魚の姿は1匹も見えない。
水中生物が自然増できる環境を作り上げないと川は蘇らない。
川を汚さぬように行政指導の強化と市民への啓蒙に、
当局が本腰を挙げて取り組んで欲しい物である。
千里の道も一歩からだし、今日の出来事は少しの前進では有るか?