中国の四川大地震で支援物資の奪い合いが始まっていると報道されている。
生死を分ける切羽詰まった状況は支援物資を積んだトラックを無理やり止め
住民を飢狼集団にしてしまった。
中越地震を中心部で体験した身ではとても考えられない事態である。
日本人に生まれて良かったという実感がヒシヒシと伝わってくる報道である。
日本ではいち早く、警察とボランティアと自衛隊が救援活動に積極的に協力してくれた。
涙が出るほど有りがたく、明日への希望を与えてくれた。
世界有数の軍事力を誇る中国軍はどんな救援活動をしているのだろうか?
数万人の犠牲者が出ている現状で、初期の興奮状態が治まりだすと、
次に来るのは飢餓感と絶望感が憤怒を伴って渦となる。
日本では素早く避難所が開設され、仮設住宅や炊き出しなどに自衛隊が活躍し
住民は安心感に包まれた。
国民性の違いは、オリンピックを控えた中国を不気味に動かして来るだろう。
被災地での時間との戦いは待ったなしの状況であり、
被災者にどんな支援が成されたか?
その結果だけが評価対象になり、多民族国家である中国の土台骨を揺るがすだろう。
その揺らぎは分裂国家を招きかねない超巨大地震に発展しかねない。
国の面子はこの際捨てて、世界各国から支援協力を受け入れる事こそ
国家100年の安定に繋がる政治判断ではなかろうか。
日本にも近い将来必ず起きると言われている超巨大地震。
大都会での巨大地震発生では数万人の死者が出ると予想されている。
私の体験では、中越地震数日前から、飼っていた金魚が異常行動を起こし、
水槽の底にへばりついて動かなくなった。
水槽の錦鯉は数日前から水槽壁にぶつかり斃死したり、
水槽から飛び出して死んでいた。
人間には感じられない、地震予知のためにも、
生き物の未知なる能力に期待したいですね。
東京消防庁が定めた地震に対する10の備え⇒こちらです。