我が家の愛犬パピヨン2匹には厳然とした力関係が存在しているはずなんだが?
我が家に1年早く来たボスで白茶のパルも今は7歳。
悠然とした反面、己の弱さを知っていて過激な音に対して臆病な面もある。
弟犬でトライカラーのノアはパルより一回り大きく快活で力も強い。
しかしパルの威嚇には長い間、絶対服従であった。
パルも7歳、人間で言えば前期高齢者の仲間入りに近づいている。
最近パルの衰えに気が付いたノアは、パルの威嚇に挫けなくなり、
威嚇し返し、威嚇したパルがタジタジとなることが多くなりました。
最近では、いがみ合いだけで、牙を立てて噛み合う事はしなくなった。
その代わりがビデオに写された、小競り合いの「くび相撲」です。
この小競り合いでは上背のあるノアが有利で、
顎を首の後ろに乗せられてパルの首筋はノアの涎まみれとなる。
しかしパルは尻尾を下げているわけではなく、ノアに服従でもなさそうです。
しかしこうされるとパルは抵抗を諦めノアの成すがまま・・・
放置しておくとノアの唾液でパルの首周りはベトベトになってしまう。
その為かパルの首周りの毛が薄くなった。
力関係の一種の示威行為に間違いはないが、おそらく犬達に取っては遊びであろうが、
人から見たら奇妙に見えます。
その反面、日常の餌と違い美味しいお八つなどは今でもパルに絶対的な優先権がある。
人間が介入しなければノアは食べることさえ出来ない。
世間では余り見かけない「くび相撲」得とご覧下さい。