花の丸山、雪洞灯りゃ~~山の端に出る、おぼろ月~粋な音締めの、粋な音締めの、なつかしや。
故郷、甘木(朝倉市)の丸山公園の桜が満開となり、ブログ友のオヤジの雑記帳さんから丸山公園の桜探訪の情報が寄せられました。
この写真は「オヤジの雑記帳=taketake」さんから頂いてきたものです。
5~6歳の頃から転げまわって遊んだ公園です。
車のほとんど無い時代、丸山公園は子供天国でした。
4000本にも上る桜の下では、所狭しとゴザが敷かれ重箱に御馳走が並びます。
コンビニ弁当など無い時代、全て手作りの家庭の味でした。
池の周辺の水面は桜の花弁が埋め尽くし黒とピンクの絨毯が敷かれていました。
黒は全てオタマジャクシでした。
数十万~数百万のオタマジャクシは環境が破壊され今はほとんどいません。
子供時代この池で魚釣りに興じたものです。
池に近接した山の至る所に防空壕が掘られていて、好奇心いっぱいの子供心を刺激し
防空壕発見と内部探検は、一番の人気遊びでした。
落盤事故で友達が死に、その遊びも禁止され今は数km続く長い塹壕を残すのみとなっている事でしょう。
この塹壕跡は父も町内の大人も知らない場所を偶然私が発見したもので、おそらく今も残されているでしょう。
国土防衛の為、日本軍が作った塹壕は、深く長く山の斜面に沿って続いていました。
何度も何度も遊びに行き、直角に曲がった塹壕の角を曲がるたびにドキドキしたものです。
塹壕の事は軍の秘密だったのでしょう、大人に言っても誰も信用してくれなかった事を覚えています。
「人の行く裏に道あり花の山」
丸山公園の桜の花から話が脇道にそれました。
JTB九州福岡の日帰りバスの旅で【桜の秋月ゆったりロマン紀行と丸山公園】に惹かれました。
故郷の桜はいいですね。