昨夕、担当医から病状説明と今後の治療方針についての説明があった。
現状は驚くほどの回復振りでこのまま退院しても良い状況だそうである。
しかし12月13日切除した直腸癌はかなりの大きさの癌であり周囲数箇所のリンパ節にも転移していた。
転移していたリンパ節は切除したが、すでに他の臓器へ転移している可能性も捨てきれず、
この後、抗がん剤治療を継続したほうが、良いと思いますとの判断であった。
抗がん剤治療には、必ず副作用が付きまとうものであり、その副作用は個人差が大きい。
経済的負担もかなり大きく、あくまで患者の自由意志に任せますが、この段階で抗がん剤治療をすれば、
5年生存率、60%ですとの明快な回答であった。
医師としては、経済的負担はかなり高額だが最新の治療薬で治療をしたいが、どうしますかと問われた。
即快諾し、お願いしますと答えた。
この抗がん剤は、二種類で1日3回、8時間おきに投与され、4週間続け1週間休み、その連続が半年から1年継続される。
その過程で、副作用の様子を見た上で、定期的に通院もしくは入院しながら自宅療養となる・・・との事でした。
癌との戦いの第一幕は、手術による、精神的なダメージと肉体の痛みであったが、
こんな物は、サラリーマン時代の仕事の苦しみに比べたら簡単に乗り越えられた。
第二幕の抗がん剤治療は、副作用との戦いとなり、肉体的な不快感との戦いが予想される。
しかしこれを克服しなければ、深く静かに忍者のように潜行している癌細胞を殺す事はできない。
抗がん剤の作用により、癌細胞があれば、その癌にマーカーが付けられ、その部分に向け
薬が集中的に投与されるのだそうである。
今日から、抗がん剤治療をはじめ、数日経過を見て調子よければ、正月3が日位は自宅に帰れそうである。
その後調子を見て、一時退院となり、通院が続く。
皆様のところに訪問したいが、今使っている無線ランは、立ち上げて書き込めるようになるまで15分も掛かる。
コメントにも倍の時間が掛かり、訪問も中々出来ません。
どうかご了承ください。
今朝は5時に目覚め、記事を書き出し、今6時丁度です。
第二幕の戦い開始に先駆け、お知らせしました。
第一回目の投薬が先ほど届き6時に飲んだところです。