

「純粋はちみつ」と表示された蜂蜜が、実際は甘味料を加えて加工されていた・・・
品質検査した全体の2割にも上っていたと『全国はちみつ公正取引協議会」から発表された。
「純粋はちみつ」とラベルが貼られた「偽はちみつ」である。(この写真は参考です)
純粋の蜂蜜は、ミツバチが花から得た蜜を体内で転化酵素(インベルターゼ)を加えて分解した転化糖です。
詳しくはこちら⇒蜂蜜です。
人工的に転化糖を作る事も容易で、
より安く作られたのが『異性化糖です。
コストダウンのため、2割もの異性化糖を混ぜて販売する手法は、
蔗糖(上白糖)にブドウ糖を2~3割混ぜて販売されていた事件を思い出しました。
業者は安易な儲けに走り、蜂蜜全体の信頼を失わせた事になる。
食生活全体から見れば、たかが蜂蜜ですが、一罰百戒の心で行政は厳しく対応して欲しいですね。
家庭でも出来る純粋蜂蜜の検査方法があります。 材料; かたくり粉 ヨード溶液(傷薬のヨードチンキなど) 検査準備; かたくり粉1g+水99g⇒熱を加えて透明になるまで溶かす・・・A液 ヨーチンはそのままの濃度で使用・・・B液 検査方法; 1、蜂蜜5gに水を加えて50グラムにする。 2、よく混ぜ合わせたら、A液1gを加え40℃で10分間加熱。 3、よく冷ました後、B液を4~5滴加える。 検査結果 純粋であれば蜂蜜の色は変わらず、紫や藍色に変われば添加物ありです。 手軽ですので機会があれば試してみてください。

写真のオマケです、だるま型変形サクランボが有りました。