中越地震で玄関のタイルも壊れ、家中の「漆喰の壁」が落ち、
修理が延び延びになっていた無人の家を、来春早々に修理することを決め、昨日見積もりが出た。
今まで忙しかった職人さんたちも漸く一段落、冬仕事として修理を依頼していたのです。
修理に150万前後は掛かる見込みである・・・痛い出費だが壊すとその倍も掛かるそうだ。
この家に住む予定は無いが、地震被災者で家が無く困っている人のことを聞くにつけても、
早く修理して、貸家として利用できれば良いと考えての今回の決断です。
しかし問題が・・・この家には仏壇があるのです。
一人住まいだった主はアルツハイマーで施設暮らし、欲も得も無く余生を楽しんでいる。
本人に判断能力は残されておらず、仏壇の処分に頭を抱えています。
妻が後見人なんですが、不必要な家財道具は処分しても人に貸すとなると仏壇がネックとなる。
無人で放置していてもそれなりに経費は掛かり、家賃収入を介護費用に充てる積りでいる。
仏壇で思案投げ首です。
一昨日までは倒れず壁となっていた漆喰部分が昨日の弱い地震で落ちていた。
写真は今朝点検に行き、壁の落下を発見し手持ちのカメラでパチリとした物です。