秋は移ろいやすい季節です。
人の心も季節に左右されます。
男より女の方が、季節になお影響されるようです。
男から見て女心は、女から見て男心は、移ろいやすく見えます。
優しさもその中に浸りきると判らなくなるのが人間の弱さです。
窓を閉め切った車の中で外の嵐は判りません。
家の中で平和に浸っていると、外の厳しさが判らなくなります。
平和に慣れてしまった日本人は守られている平和の有り難さを忘れています。
家庭内も同じ事です。
今、相手をうっとうしいと思ってる人、これから定年を迎える家庭を守る奥様方、外は大嵐の世界です。
例え顔を見るのさえ嫌だと思う旦那様も、外では企業戦士として働いてきているのです。
家庭をばらすとたちまち嵐が襲ってきますよ。
嫌だと思っても相手の重みが、お互いに嵐から護りあってているのです。
男は頭と丹田で考え、女は頭と子宮で考える。
男は死を覚悟でも戦うが、女は、どうすれば生き残れるかを考える。
これが人間と言えども、生物としての雄と雌の違いです。
頭では判っていても判りきれない部分があるのが男と女です。
これは私にとっても身近な問題です。
明日の平和のためにお互いに考えましょう。