日本にとって7月27日輝かしい裁判結果の和解が成立した。
東京地裁で東芝元社員が起こした発明対価の和解成立である。
フラッシュメモリーの発明で勝ち取った金額は8700万円。
現在の先端技術にはなくてはならない発明である。
企業内研究者では先に人工甘味料の製法を発明した味の素元社員が1億5000万円獲得し、
青色発光ダイオードの発明で8億4400万円で和解成立した例もある。
今まで日本社会では文系が上に見られ理系は何かと下に見られていた。
それは企業内発明の評価が正しく評価されていなかったからと思っている。
技術立国を目指す日本社会に漸く一条の光が差し込んで来始めたのが今回改めて証明された。
今回の例で発明の対価が正しく評価され、子供達の理科離れの歯止めになれば幸いだ。
生き残りをかけた各企業経営者の覚醒に期待したい。
戦いすんだ理系の端くれとして喜ばしい裁判結果であった。