お地蔵様の祭礼準備だ | よかもん人生のブログ

よかもん人生のブログ

長い人生の旅路を書き綴ったブログです

今月20日土曜日はお地蔵様祭り、準備の為に、今日は集会所で祭り提灯張りをする。

イメージ 1  

今年は全てを張り替える事になり、散水の後剥がし開始、しばし童心に返る。

イメージ 2  
 
ポスター制作から始まって、あらゆる準備を年行司20数軒が協力して行う。

イメージ 3  

その前に昨夜妻から頭を染められた、一度に全て黒くするのは不釣り合い写真は削除だ。 

ある人から言われた美女と野獣の取り合わせが、少しは若返り、昔の美女と美男になりすます。

中身は同じなので目眩ましである。

張り始めて子供のお囃子の稽古も始まった。

イメージ 4     

準備した樽太鼓が毎年少なくなっている。

大勢で提灯を張る事は出来るが字を書くのは毎年同じ人である。

イメージ 5  

イメージ 6  

子供の数も後継者も後が心許ない、時代の流れがここにもある。

後は祭り当日を待つだけとなったが、

イメージ 7
     

当日は早朝からお地蔵様の前に、拝殿を組み立てる為に年行司は招集される。

子供御輿や一文店、カラオケやお焼きなどに混じり今年は「縁台将棋」もする予定。

これ全て昔子供たちの発想である。

後は天候を祈るだけ、続きは20日に書く予定です。


地蔵和讃


これはこの世のことならず
死出の山路の裾野なる
さいの河原の物語
聞くにつけても哀れなり

二つや三つや四つ五つ
十にも足らぬおさなごが
父恋し母恋し
恋し恋しと泣く声は
この世の声とは事変わり
悲しさ骨身を通すなり

かのみどりごの所作として
河原の石をとり集め
これにて回向の塔を組む

一重組んでは父のため
二重組んでは母のため
三重組んではふるさとの
兄弟我身と回向して
昼は独りで遊べども
日も入り相いのその頃は
地獄の鬼が現れて

やれ汝らは何をする
娑婆に残りし父母は
追善供養の勤めなく

(ただ明け暮れの嘆きには)
(酷や可哀や不憫やと)
親の嘆きは汝らの
苦患を受くる種となる

我を恨むる事なかれと
くろがねの棒をのべ
積みたる塔を押し崩す

その時能化の地蔵尊
ゆるぎ出てさせたまいつつ

汝ら命短かくて
冥土の旅に来るなり
娑婆と冥土はほど遠し
我を冥土の父母と
思うて明け暮れ頼めよと
幼き者を御衣の    /ミゴロモ
もすその内にかき入れて
哀れみたまうぞ有難き

いまだ歩まぬみどりごを
錫杖の柄に取り付かせ
忍辱慈悲の御肌へに   /ニンニクジヒ ミハダ
いだきかかえなでさすり
哀れみたまうぞ有難き

南無延命地蔵大菩薩