伝統文化でもある将棋や碁に親しむ若者が減っている。
「関根名人」や「坂田三吉」さんも冥土で嘆いていることだろう。
現代でもプロ棋士たちの待遇には雲泥の差があるようで、
プロ棋士といえども年収比較で、ん億円を超える人から、生活するにカツカツの人までいるそうだ。
昔の将棋の駒では、その作りの違いが一目瞭然である。
何でも平等と言う世の中の流れで将棋の駒はいち早く、駒の大きさがだんだんと平等化していった。
へぼ将棋を楽しんでいた我々年代ならその変遷がよくわかる。
写真では駒の厚さが良くわからないが、昔の駒は、かなり厚く待遇の違いが見て取れる。
格差社会は遊びにまで反映していたのである。
ちなみに、大正時代の大学教授初任給と、一般サラリーマンの給料との違いは
教授が120~130円。サラリーマンが10数円だったそうだ。
今と比較してみて下さい。
格差社会が無くなるはずもなく、鯉の滝登りの仕方を教え込む親も大変な時代です。