苦しんでいる人必見の「痔主」からの脱出体験記、始まり始まり・・・
結婚生活も順調に過ぎていたあの日、シャーッと流動感を伴う快便が出た・・・と思って出た・・・
直後にトイレに入った妻が血相変えて飛び出してきた。
便器が真っ赤だよ!!!・・・え~~~っ覗き込んで吃驚仰天した。
和式便器いっぱいに血が飛び散っている。
これが痔とご対面の始まりである。
痛みもなかったことから、寒さで切れたんだろうぐらいでその頃は体して気にも止めていなかった。
月が移り年が変わる頃になると、排便時痛みを伴ってきた。
市販の塗り薬を適当に使用して、また年が変わる頃には、
肛門外縁部が固くなり腫れているのを自覚できるほどになった。
こうなると、排便が苦痛になり、歩くにも痛い。
手鏡の上に座り我が隠し所を覗き込んだときの驚き足るや如何ばかりか。
触診とともに確認したのは、肛門出口の固い部分に疣があり亀裂もあった。
ここで覚悟して行きつけの内科医に相談した。
痔だね・・痛み止めと座薬を出しておくからそれで様子を見て・・ハイ次の人・・
何度となく付け焼き刃の治療が続くが良くならない。
これは専門医で切除が一番治す早道かな・・その言葉で覚悟ができた。
会社仲間の切除経験者からその際の痛みや恥ずかしさ・・事情は詳しく聞いていた。
手術をしないで自分で治す方法はないかと、治した人の体験談を聞いてから、
自分で治す覚悟を決め・・生活習慣の見直しと、飲食物に思いを巡らせた。
水洗無しの和式トイレがネックになったが、取りあえずは排便後水洗いする・・
排便はお風呂の後に習慣付けた。
繊維質のものも食べるように心掛けたが、私の場合最大の原因が、
レギュラーコーヒーにあることに気が付いた。
日本茶紅茶などはいくら濃くしても痔には成らなかったし今も大丈夫。
この事からコーヒーのカフェインが原因でないことだけは判った、おそらく体質であろう。
世の中には花粉症になる人も、アトピーで苦しむ大勢の人もいるが、
私はならなかったし今もなっていない。
一寸休憩・・・
市販の座薬と、軟膏、クールジェルなどを買い込み治療開始。
最初は買うのさえ恥ずかしかったが、度重なれば平気となる。
様式の水洗便座に変えてから、治療効果が上がってきたが、
肛門周囲の固い痼りが取れるまでに数年かかった。
手を抜くと直ぐに再発する。
痔との我慢比べである。
外辺部の痔は治っても内部は見えない。
腰痛は目安となり内部出血があると腰が痛むことで痔の再発に気付く事が多かった。
便が黒かったり黒い斑点が混じったり、これはあきらかに内臓の何処かで出血している証拠となる。
私の場合一日2~3回レギュラーコーヒーを飲めば確実に出血する。
(野暮用発生のため、この後は後で加筆訂正します。)
wiki文字にチェックを入れ忘れていました。wiki文法が使用できない、残念。
市販薬品を使い、自己流で治療し、完治と自覚するまでおよそ30年は掛かった。
その後再発しても、座薬挿入2~3回で出血は止まる。
おしり洗浄便坐が再発防止に役立っていることは間違いない。
この自己治療には忍耐力が求められます。
痔が発症する原因に掛かった期間に倍する期間が必要です。
痔主の皆さん痔は切らずに治しましょう。