アメリカ産牛肉の輸入が2年ぶりに解禁される事が決まった。
輸入禁止で当初混乱していた市場も今は落ち着いている。
タンパク質プリオンの増殖により引き起こされる狂牛病の怖さが切っ掛けで、輸入禁止が行われたのであるが。
米国との外交駆け引きに負けた格好である。
カナダ産も同時期に輸入解禁になりそうだが、両国とも検査態勢の甘さがある事が指摘されている。
安くて美味しい牛肉が食べられる事は嬉しいのだが、狂牛病は怖い。
一旦失った信用を取り戻すのは容易ではない。
そう言えば我が家でも最近食べなくなった食品がある。
中国及び韓国産の食品、特にキムチと、野菜類、ウナギなど、生産加工に疑問符が付く物は、買わなくなった。
唾や痰入り更には蛔虫の死骸や、その卵が入ったキムチなど、手に取るのさえ、おぞましい。
両国は己の顔に己で唾を吐きかけた事になる。
少々高くとも、安全度が高いと思われる、国内産に手が伸びる。
食品に対する安全確保、自衛の結果が、両国食品の不買に繋がっている。
「火の車作る大工はおらねども、己が作りて己が乗るなり」この言葉がそっくり当てはまる。
まず足元を見よ・・・自己を反省するこの言葉が、かの国にも必要なようだ。