昨日からの続きになるが、「初めチョロチョロ中パッパ、赤子泣くとも、蓋取るな」。
この言葉は電気釜やガス釜が無かった時代の炊飯方法を教えた言葉です。
本来はこの後、火を落とし、蒸らしをしながら炊きあげるのだが。
この言葉をマンション偽装問題に重ね合わせると、偽装が発覚しそうになった時、
蓋を取らずに放置したら、どうなるかと試してみたような物である。
その結果は、中まで黒こげになりもはや住めぬ(食べられぬ)状態が発生した。
偽装マンションを造った悪人どもは、股間の赤子をあやしながら、ぬくぬくと生活し、
成り行き任せで今まで放置していた。
偽装が発覚するとマスコミの前で罪のなすりあいまで始めている。
偽装が何れ発覚する事を初めから承知の上での行為だと考えた時、資産の大部分は海外に移しているはずこれらを暴き出す必要がある。
取り壊しという、修理やリフォームの段階を越えた行為に海外からも驚きの声が聞こえてくる。
更にアスベスト問題は次々と危険箇所が見つかり、止まる所がない。
そこに行政と業界の癒着が見え隠れする。
中国では驚くべき環境汚染が暴露されてきた。この汚染物質が日本海に流れ込み、
回り回って日本人の口にも入る。
日本海が富栄養になれば、プランクトンが増え越前クラゲの大発生。等々この先が思いやられる。
一国の汚染が他国にまで影響を及ぼす現在では、国の垣根を越えた対策が急務である。
暗いニュースの中にあって、惑星探査衛星ハヤブサが小惑星から岩石採取に成功したニュースは日本人には、爽やかで晴れ晴れしく聞こえる。
先進各国が先を越された悔しさとその技術の高さに、驚きと羨望の眼差しで見つめている。
姿勢制御が故障との事だが、例え地球に帰還できなくともその偉業は、人類史に残る。
おめでとうハヤブサそしてそれを開発した、不屈の精神を持つ、サムライ技術者の方々に
一人の日本人として感謝しています。
風の中のスバル、砂の中の銀河、みんなどこに行った・・・技術や魂ここに有りである。