初めに断っておきますが、この問題はここで結論などあり得ません。
昨夜のニュースでは有識者会議の報告書が、皇位継承を「長子優先」とされていた。
紀元後の西暦より650年ほども長い、日本歴史の中で女帝の数はわずか8人しかいない。
その内の6人は、平安時代が中心で、天皇家が歴史の表舞台で活躍していた時代です。
その女帝一覧ががこちらです。(二人は名前が重複)
代数 追 号 読み 在 位
33 推古 すいこ 崇峻天皇5(592) 12 . 8 ~ 推古天皇36(628) 3 . 7
35 皇極 こうぎょく 皇極天皇元(642) 正 . 15 ~ 大化元(645) 6 . 14
37 斉明(皇極重祚) さいめい 斉明天皇元(655) 正 . 3 ~ 斉明天皇7(661) 7 . 24
41 持統 じとう 持統天皇4(690) 正 . 1 ~ 文武天皇元(697) 8 . 1
43 元明 げんめい 慶雲4(707) 7 . 17 ~ 霊亀元(715) 9 . 2
44 元正 げんしょう 霊亀元(715) 9 . 2 ~ 神亀元(724) 2 . 4
46 孝謙 こうけん 天平勝宝元(749) 7 . 2 ~ 天平宝字2(758) 8 . 1
48 称徳(孝謙重祚) しょうとく 天平宝字8(764) 10 . 9 ~ 宝亀元(770) 8 . 4
109 明正 めいしょう 寛永6(1629) 11 . 8 ~ 寛永20(1643) 10 . 3
117 後桜町 ごさくらまち 宝暦12(1762) 7 . 27 ~ 明和7(1770) 11 . 24
華やかな生活の影で、戦いに明け陰謀が渦巻く時代でもありました。
男達の勢力争いの狭間で、繋ぎ役が女帝です。
洋の東西を問わず、統治者は沢山の女性に子供を産ませています。
その子供の間で勢力争いが起こるのは当たり前です。
日本の現代ではそうは上手く行きません。一夫一婦制が天皇家にまで及んでいるからです。
今の憲法では、天皇の地位を継ぐのは男と決まっています。
所が天皇家の直系に男が生まれない。
それが今問題になりケンケンガクガクの論争が戦わされている訳です。
男が生まれないのは環境ホルモンの所為かもしれない、とは私の考えですが、
次代の天皇が男であるべきか、女でも良いか、貴男や貴女の考えは如何ですか?。