サツマイモに、まさか、そんな食べ方が有ったのか?と言う話
食品会社に勤務し始めた頃、アイスクリーム用冷蔵庫を増設することになり
社員も業者の手伝いをした、壁に塗り込むコールタールの溶解を担当した
ドラム缶ごと予備加熱し、一斗缶に移し替え加熱する
臭いと火傷に注意しながら、慎重に素早く行う
その時持ち前の好奇心がムクムクと起きてきた
サツマイモをこの中に放り込んだら、どうなるか?、次の日早速実験開始
煮えたぎるコールタールの中へサツマイモを入れた・・・
たちまち「ぶく、ぶく、ぶく」と泡立ち10分前後でイモが浮き上がってきた
手製の網ですくい取り冷ます、黒光りしたコールタール芋の出来上がり
何事だと、人が集まった、おもむろにコールタールを剥くと、ホクホク芋が出てきた
一口食べたら、その旨いこと、どんな焼き方にも勝る
アッと言う間に人の手が伸び、瞬く間に3~4個のイモは無くなった
それから、大変である、近くの農家に人が走り、大量にイモを買い込んできた
社員一個、限定で次から次とイモを放り込む
食べた人は、その旨さに目を白黒させている、タールが綺麗に取れるため
非常に食べやすい、
タールの中での水分蒸発と加熱具合がイモ澱粉の糖化と食感に
多分影響し旨くなったのだろうと思う
例え、発ガン物質のコールタールでもイモへの浸透はない為
健康への影響は無いと思う、我と思わん方は、お試しを・・・・・・・・。
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