食品会社の研究室員の頃、私は探究心の塊であった
ご飯の一粒をミクロトームで薄切りし酢酸カーミンで染色
顕微鏡で覗くと、細胞膜の中に水を吸って膨らみきった澱粉粒が
整然と詰まっているのが見える
仕事以外にも顕微鏡を活用し、花粉や下水の泥を覗き見して、悦に入っていた
可哀想な事も実験した、今でも後悔している、
真空デシケーターでの、動物実験にカエルを選んだ
デシケーターにカエルを入れ空気を抜く
カエルは直ぐに苦しがり、終には目が飛び出し、口から内蔵が出て死亡した
見るも無残な事になった、絶対マネしない事、丁重に葬った
覗き見の究極は自分の精液だ
採集方法は通過するが、男なら誰でもわかる
アルカリ臭が漂う、栗の花の匂いである
栗の花の匂いが、後家殺しと言われた訳がわかる
一滴を採集し顕微鏡で覗く
生きた命の「うごめき」が活発に展開されている
孫悟空は頭の毛を抜き息を吹きかけて、分身を作ったが
目の下に自分の分身が展開している様子は、感動、感動、感動、である
イヤラシイなどと思わないでほしい、
今の性教育に何らかの形で取り入れれば、性の乱れ防止の一助に成るのでは?、と考える、
訪問された皆さんは、どのように考えられますか。