今日は実体験を書きます、平成6年11月2日、小春日和の朝、微風に気持ちを和ませ仕事前の緊張感
を和らげていた時、突然草むらから何十万という微細な糸が出現し風に乗って飛び回り始めた
糸の下には小さな蜘蛛が付いていて、草むらをよく見ると次々と雑草の葉に蜘蛛がよじ登りおしりから
糸を出しては風に乗っていく朝の柔らかな光の中で糸はキラキラと輝いていた、もちろん体中、蜘蛛
だらけ,あまりの感動の為かとうとう恐怖感は起きなかった、会社の庭では農薬を一度も使った事が無く
自然が残ってた為の得難い体験である、この感動を下手くそな詩に書き残していた、披露します。
朝もやに 揺れる 草の幻灯、 霜月の 小春日和の 中庭では
金糸銀糸の 蜘蛛の糸が飛び交い 数限りなく 空に舞い続ける
命の糸は風にたゆとい 気まぐれな風に すみかをゆだねて飛び立つ
命の連鎖を求めて 風のまにまに 遠くへ遠くへ、