中学時代の思い出です。
受験勉強で夜、机にかじり付いてると窓の外から微かにチッチッチッと音がしてくる、
雄「ヤモリ」の鳴き声だ。
まもなく体のスラリとした雄のヤモリが窓の外に姿をみせる窓の外に集まる虫が目当てだ。
雌が先のこともあるが何故か雄が早い事のほうが多かった.。
雌が現れると虫取りは一時休止で、ヤモリの恋が始まる。
お腹のぷっくりとした一回り大きい雌が
やってくると恋の始まりである・・だが・・雌が雄を追い払う。
雄はなんとか雌の気を引こうとすこし離れて待機している。
雌が許せば目出度く交尾を行い恋の成就となるのだが、何時も邪魔が入る。
雌を求めて数匹の雄が現れると雄同士の雌を賭けてのバトルの始まりである。
雄同士くんずほぐれつ」の戦いで窓から転げ落ちる事もある雄同士。
(ヤモリの足の裏には吸盤が付いている為、普通は落ちない)
いつもの事ながら、こうなると勉強は手に付かない、頭の悪いのはこのせいかな?・・と
「責任転嫁」
だがヤモリ同士のバトルならまだいい、時にはヤモリを狙ってヘビが現れる。
途端にヤモリの動きが慌ただしくなり、あっと言う間に姿を消す。
ヘビはガラス窓の桟に添ってしか移動出来ないため、何時もヤモリに逃げられていた。
自然を身近に目撃していた学生時代であった。
「日本ヤモリの情報」はこちらで見て下さい⇓
https://ja.wikipedia.org/wiki/ニホンヤモリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ニホンヤモリ