私は自分で飲む飲む緑茶と紅茶の半

分はほぼ自家製で作ったお茶を飲ん

でいます。私の住む地域はその中央を

東谷川という紫川水系の川が流れ、そ

の東西を山地に挟まれたいわゆる中

山間地です。古くから東谷川沿いの平

地と東谷川に流入する支流(谷川)に

そった傾斜地で農業がおこなわれてい

ました。農家の方は自家製のお茶(春の

手もみ新茶や秋の番茶)を昭和の20年

代くらいまで自宅の隅や自宅近くの畑の

隅に植えた茶ノ木で作っていたことが郷

土誌三谷昔語りに書かれています。
東西を谷に挟まれ中央に川が流れるこ

の地域は昼夜の寒暖差が大きく夜間の

湿度も高めなのが茶ノ木の生育に適し

ていたのだと思います。現在自家製の

お茶を作られる方はほとんどいないと

思いますが、昔利用していた茶ノ木が

今も多少、庭の隅で残っていたりします。
我が家の庭にもこういた茶ノ木が数本あ

り、それで自家製のお茶づくりを楽しん

でいるというわけです。茶ノ木は同じ株

の茶葉から春の一番新茶、青茶(半発酵

茶)、紅茶、秋の番茶までシーズンごとに

異なる風味のお茶が作れるのですが、逆

に言うと春の一番茶は秋には作れません。

それでなんとか春の新茶を夏に作れない

かと考えて摘み取った茶葉を冷凍保存し

てそれでお茶を作ったら、多少風味は劣る

もののいい感じのものができました。
お茶は一度に作るのは大変なので旬の

茶葉で適量いつでも作れるようになりまし

た。

 

 

今回摘み取ったいわゆる二番芽の茶葉です。左のざるにはいった分は

冷凍保存します。

 

 

 

 

 

次に使う分ごとに小分けして冷凍します。

 

 

 

今回冷凍保存し茶葉で作った青茶(半発酵茶)です