私は毎年秋冬シーズンはダイコン葉で
作っていました。私のダイコンは葉大根
という品種でハマダイコンなどの野生種
に近い品種で普通の青首のように根の
部分を食べるのではなく地上部の葉を
利用するものです。10月から2月にかけ
て葉を間引きながら採取して漬物を作っ
ていますが2月も半ばを過ぎるとそろそ
ろ花茎が上がってきて葉ダイコンも終わ
りです。先日知人の休耕田に見慣れない
アブラナ科の植物がたくさん生えていた
ので良く見るとどうやら辛子の原料の芥
子菜(からし菜)のようです。芥子菜の種
が黄色い和辛子の原料になりますが、
花芽が上がってくる前の葉は高菜などと
同じように漬物で使えます。辛子の香り
と辛味が生きた美味しい漬物が出来まし
た。私は小型の簡易漬物器を使って作り
ますが小型なので冷蔵庫に保管します。
安定した低温でゆっくり発酵が進むせい
か長期の保存が可能で食べ頃が長く続
くので便利です。
採取したカラシ菜です。
出来上がった辛子菜漬けと私が使っている漬物器です。漬け込んで一週間ほど冷蔵庫で寝かせると