先月野生のシイの実(マテバシイ)
を採取し縄文クッキーを作りました。
縄文時代は栗や椎の実を採取して
粉を曳き食していたことが知られて
います。今回は自作の麦で粉を曳
き全粒粉の麦粉でクッキーを作って
みました。麦はおよそ2000年前弥
生時代の中期に大陸や半島から伝
来したと言われています。当時湿地
では稲作を乾燥した畑では麦作が
行われていたようです。今回は10
年近く毎年自家栽培して作っている
裸麦を電動の小型ミルで粉砕して全
粒粉を製粉しました。砂糖を加えた牛
乳、卵、バターで記事を作りオーブン
で焼いてクッキーを作りました。
裸麦は大麦系の麦でグルテンなどは
少なく粘りの少ない薄力粉のようです。
粒粒感の残った全粒粉の麦粉のクッ
キーは独特の食感ですが素朴な味で
弥生時代を感じます。今回およそ、
100gを手作業で脱穀製粉をして作
ったので手間はかかりましたが面白
い経験が出来ました。
裸麦の穂先を摘み取ってノギの部分を最初にちぎって実(種)の部分をしごいて
脱穀します。
脱穀した実を小型の電動ミキサーで粉砕していきます。一度にはできないので
南海かに分けてミキサーにかけふるいで振ります。或る程度粒粒感が残った
全粒粉が出来ます。
卵に牛乳、砂糖、湯煎したバターを適量加えた液に製粉した全粒粉を加え混ぜて
クッキーの生地を作ります。
生地をスプーンですくってクッキングシートにのせて180℃で予熱した電気オーブンで
20分焼いて出来上がります。
ジャムを載せてコーヒーと頂くと美味しいです