フキノトウも終わりフキの本体が成長し
てきて、ちょうど山椒の新芽が食べご
ろになったのでフキの佃煮を作りました。
フキは今から夏前まで何度も採取して
食べることが出来ます。フキは今回使用
した私たちの地方で本フキと言われるも
のと海岸から山地まで自生する艶のあ
る葉のツワブキがあります。本フキは茎
の中が中空ですがツワブキは中まで芯
が詰まっています。どちらも同じように食
用できますが本フキは煮物、汁のみ、天
ぷら。佃煮と使用範囲が広いです。ツワ
ブキも同じように使えますがアクガ強い
ので、もっぱら佃煮用に使います。本フキ
は少し湿った南向きの斜面などが適地
ですが東谷でも数は少なくなっているよ
うです。ツワブキも所々で見かけますが
山間地でどちらかというと海岸近くの方
が多いようです。我が家の山菜レパー
トリーのレギュラーの一つです。
自宅の近くの南東むきの斜面のちょっとした群生地があります。
フキはアク抜きのために初めに下茹でしましたが、まだあまり灰汁は出ませんでした。
下茹でしたものに醤油、味醂、料理酒、砂糖、昆布、チリメンジャコ、サンショウの新芽、唐辛子を
入れて煮込みます。量はいずれも目分量ですが砂糖は控えめです。
水気が飛ぶまで焦げないように混ぜながら煮込んでいきます。
荒熱が採れたら冷蔵庫で保存します