そろそろ寒くなってきたので風邪対策
の生薬を用意したいと思います。
普通の風邪はほとんどのものは何千
年もかかって弱毒化したウイルスに
よるものでそのほとんどは発熱など症
状が出た場合も数日安静にしていれ
ば自然に治る場合がほとんどです。
それでも発熱やひどい咳、めまい、
鼻炎などの症状が出たときは医者に
かかるのが一番ですが手近な市販薬
でも適切に選べば効果は大きいです。
私はもっぱら店舗で手に入る漢方薬を
症状に合わせて使うことが多いです。
それでも薬草マニア(笑い)としては身
近な植物で風邪対策の薬草茶を作っ
て飲んでいます。主にはエキナセア、
陳皮(蜜柑の皮を乾燥させたもの),
南天実、サネカズラなどです。南天実や
サネカラは咳止めの漢方薬の生薬と
して使われます。サネカズラは漢方の
生薬ゴミシとごく近縁でゴミシと同様に
乾燥させた果実を煎じると咳止めの
効果があります。
サネカズラの実です。美男蔓とも呼ばれこのツルから昔はヘアトニックのような
整髪料が作られていました。果実は果実は漢方の生薬ゴミシの代用で使えます。
こちらは南天の実です。これも煎じると咳止めの効果が高いです。
乾燥はいつものように薪ストーブの天板で行います。