樹上完熟した八朔が自然落果を始
めたので恒例のマーマレードを作り
ました。完熟八朔や完熟柚のマーマ
レードは砂糖が少なめでもすっきり
とした甘さと柑橘の香りが特長で自
然落果が始まったもので毎年作る
様にしています。八朔や柚は果実の
袋や白いワタが苦みが強いので煮
詰める前に除く下ごしらえが手間で
すが美味しい出来上がりを考えると
ここで手を抜くわけにはいきません。
良く研いだ小出刃の包丁で刺身を引
く要領で白い綿皮をはぎ取り細かく
刻んで袋から剥いた果実と一緒に
砂糖を入れて煮込みます。水分が飛
んでとろみが出たら出来上がりです。
この自家製のマーマレードは手がか
かるので毎年1個分だけ作る様にし
ています。
自然落果直前の樹上完熟の八朔です。肥料の影響を受けない
放置柑橘なのですっきりとした柑橘香がマーマレードにすると
引き立ちます。
皮を剥いて苦い白い綿を削ぎ取り、果実を絞った後果肉を袋から外します。果皮は小さく
刻んでおきます。以上が下ごしらえですがこの工程が面倒なので夏ミカン系や柚などの
マーマレードは面倒なのがたまに瑕です。オレンジ系の綿が苦くない種類なら手がかか
らずに楽です。
砂糖を加えて焦げないように弱火で煮込んでいきます。砂糖の量は
お好みです。水分が飛んでとろみが出たら出来上がりです。
冷えたら冷蔵庫で保存します。